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ありがとうございます 垢なめ


舌が長い、肌が緑っぽい、ちょっと奇抜な妖怪だが、

某アニメだと、非常に協力的で話が分かるイメージで非常にいいやつ、というイメージの強い妖怪です。

(アニメは各自、好きに見るべしです)

働きとしても、悪いことはしないのだ。イメージ通り、いいやつである。

垢なめは、その名の通り垢をなめて生きる妖怪だ。

古いお屋敷やお風呂屋さんなどに棲み、誰もいない夜になると現れて、垢を舐めるそうだ。

近代ではどうだろうか。

掃除不精の方のお宅には、今もなお出てきてくれているのかもしれない。

彼はいわば「教訓妖怪」の類と言われている。

夜な夜な垢なめがくるお風呂は、自分自身もあまりいい気分ではないだろうし、縁起も悪いであろう、

だから「お掃除はちゃんとしなさいね」と教えてくれているのだ。

いわばお風呂ポリス…。

嫌われることで、お風呂の清潔を保つために働いてくれているのだ。

そのありがたさに、誰が気づいてくれていたろう。

忌み嫌われ、これまで感謝されたことなども、きっと少ないだろう。

でも

ありがとうございます、垢なめさん。

私は感謝しています。。

近代では、汚れにくい加工をされたお部屋が多いし、うちには垢なめなんて出ないよ、というそこのあなた。

甘い!

甘いぞ!

排水溝まで洗えているだろうか!

隅々まで黒カビを落とさねば!

垢なめは、明日にも来るかもしれません…

汚れは見えないところにもあるのですから。。

(今回、妖怪度低め、お昼番組のような内容に向かってしまって、申し訳ございません。。)

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