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運命共同体 足長手長
- magazine-yokai
- 2017年8月17日
- 読了時間: 1分

手の長い「手長人」!
足の長い「足長人」!
二人合わせて、足長手長!!
というわけで、「どうもこうも」に相対して息のぴったり合った、名コンビ妖怪「足長手長」の登場である。
足長人は「足長国」の住民、手長人は「手長国」の住民であるそうだ。
その名前通り、足長人は足が体に対してとっても長く、手長人は手がとっても長い。
異国の二人が海で出会い、漁をするために力を合わせることとなった。
絵によると、足長人は手長人を背負い、手長人は背負われたまま足元の魚を捕らえている。
これが効率が良いのかどうかはさて置いて…。
この二人が出会い、互いに協力し合っている様がなんとも美しい。
二人の故郷は近かったのだろうか。
県境さえも他国とされた過去の時代に、異国育ちの二人がこんなにもガッチリと、そして髪型さえも同じにして運命共同体となるだなんて。
今こそ、この二人から、学ぶことが大変多い気がするが。。
ところで、この二人は特に悪さをするわけではないが、
足長は天候に働きかけるという。
ある釣り人が、足長が歩いている様を見たその直後に土砂降りにあったそうだ。
外を歩いていて、随分と足の長い男性を見かけたら、まずは傘のご用意を。
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