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雪に願いを 雪女

  • 2017年11月11日
  • 読了時間: 2分

色づいた木々から溢れる木漏れ日も、

瞬く間に寒さに飲み込まれそうな。。冬の気配を帯びた風が吹いております。

この寒さと一緒に、近くの山には美しくも恐ろしい妖怪が降り立っている、かも、しれない。。

妖怪「雪女」。

悲恋の物語で有名な彼女。

小泉八雲の「雪女」の話はあまりに有名だ。

日本人で雪女を知らない人はほとんどいないだろう。

白い肌に白い着物、髪は長く、息を吹きかけるとすべてのものを氷漬けにする。

その力から幻想的な妖怪として見られるが、一方山姥のように人間を襲い、男の精気を奪い、

あっという間に命を落としかねない恐ろしい妖怪でもある。

姑獲鳥のように子供を抱える姿も伝えられている。

雪女の抱える赤子を抱き続けるようお願いされたり、「雪ん子」と呼ばれる小さい子供を連れていたりと、様々な伝承がある。

雪女は総じて「暖かさ」に弱く、お風呂に入るのを嫌がったり、

もし入ってしまったら姿が消えたり、小さい氷柱(つらら)だけが残されていたりするのだという。

彼女は戸を叩き、山奥の老夫婦に住む一軒家に訪れ、ひと時を過ごし、どこかへ去ってしまう。

子供のいない夫婦が、吹雪の音を「誰かが戸を叩く」音として捉え、

願っていた幸せな暮らしの訪れを期待し、そしてその夢はいつしか雪とともに淡く消えていく。。

人々の切なる願いから生まれた、儚い妖怪である。

 
 
 

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