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となりのあまのじゃく 天邪鬼(あまのじゃく)


ひねくれ者、へそ曲がり、誰の心にもある意地っ張りな感情。

多少人生経験を積んでいれば、どうやら人間はそんなに素直なものではなく、大人になってもそれぞれ心にひねくれ者を飼っている、ということに気づくものだ。

人々が右といえば左を行き、左といえば右をいく。

そこに個人のポリシーではなく、人の邪魔や揚げ足をとることに注力した、不毛で邪な意図でもって人をそそのかす場合、それは”個性”という範疇を少し逸脱する。

妖怪・天邪鬼(あまのじゃく)

人の心を読み、わざと邪魔をしたり悪戯をする、という「小鬼」である。

人を惑わし、もてあそぶ、はた迷惑な妖怪だ。

本来天邪鬼は、天の動きや人の未来を読み告げる預言者的存在の女神だった。

しかし務めを怠り、堕落し、いつしか先に人の心を読み嫌がらせをする鬼に堕ちてしまった。

その能力を良い方向に力を注げばもっと良い環境に身を置けたろうに。

しかし誰しも、こんな天邪鬼とすれ違った気がしないだろうか。

言葉も交わしたことがあるのではないか。

鏡を除けば、自分の姿に角が生えていないことを願う。

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